横島勝人近影
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台湾の風景(T)
今年3月の初旬に台湾へ行ってきた。 台湾の南投県から招待の声がマウントあさま合奏団に かかったからだ。マウントあさま合奏団は年1回のそれも秋に3日間しか 集まらない七夕オーケストラ。今回は台湾に出かけるということで 事前に2回ほど集って練習もして準備をした。 メンバーは仕事を持っている人が多いので、うまく都合を付けてもらい 3泊4日の旅に出かけた。総勢約30名ほど。室内楽とは言えども 30名といえばちょっとした団体だ。点呼だって30名となるとちょっとした 手間がかかる。台北空港から約3時間バスに揺られ目的地の南投に着いた。 地理的に台中に位置する街だ。着いてその日は歓迎?の食事会。その前に少し 時間があったので皆集ってホテル近くの商店街をぞろぞろと散歩に出かけた。 私は少し遅れて出発。ホテルの外に出て独特の匂いを感じ、ああっ、これが台湾なんだと、 少し感動し、その足で近くの市場(日本の市場とちょっと違うけど)に興味があって のぞきに行った。市場に行けばなんとなくその街の人や生活の様子が分かるからだ。 ウィーンにすんでいた頃、ナッシュマルクトという公営市場でよく買い物を していて、アラブの人や中国、韓国、トルコの人たちの日用品のお店は良く知っていた。 だから外国の市場には慣れていたつもりだったが、この街で見た市場は思っていた雰囲気と 全く違ったものだった。一言で言うと生々しかった。初めのうち慣れるまでちょっと一歩引いて 店をのぞいていた。色々な物を売っているのだが、こんなものまで売り物になるのかと 思う物まで、当たり前の顔をして店員は座っている。 別に今日売り上げがなくてもいいような感じだ。その反対にマイクを持って日本の八百屋さんみたいに ずーっとしゃべり続けている店員もいる。そしてとても気になったのはその場所で麺類や揚げ物を食べる店のとても多い事だった。 色々な味の麺やシュウマイや肉団子のような一品料理を簡単なベンチと机で食べさせている、後日そんな お店で日本でいうラーメンをご馳走になった。その時の味はとってもあっさりとしていて美味であった。 話はもどるが、これだけの店がやっていけるだけ地元の人たちの利用も多いのだろう。だから私の 台湾の人たちへの第一印象は食いしん坊であった。ただ後なってその印象も変っていくのだが・・・。 その後食事会になって皆おいしい台湾料理を 口にしてさあ次の日は本番。どんな演奏会になるのか、少し不安になりながらホテルで身体を休めた。

【2007年6月21日】


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