横島勝人近影
Graffiti
www.katsutoy.com

落書き帳
メニュー落書き帳投書箱横島勝人の演奏会スケジュール横島勝人のプロフィールトップページへ戻る
メニューの説明

マウントあさま室内合奏団ウィーンツアー、 その2
4月14日、今日はセルヴィーテン教会でのコンサートの日。朝の打ち合わせはゆっくり朝食をとりながら予定を確認。 病気や盗難も今のところなし。この先長いので、気をつけてもらわなければ・・・。 この日の朝は中央墓地に数名で出かけて行った。地下鉄、市電に乗ってのんびりとウィーン郊外へ。 結構中心からは離れている。昨日もそうだったが天気がよかった。どれくらい乗っただろう。 やっと着いて、一緒に来たメンバーは花を買っていた。 そういえばモーツァルトに今日の成功のお願いをするのには、手ぶらじゃやっぱり駄目かも知れない。 門をくぐって広い通りを少し歩くとの左側に多くの作曲家が安らかに眠っている。 もちろんベートーヴェンやブラームスも眠っている。今回はシェーンベルクのお墓にも挨拶ができた。 今まで場所を知らなかったので初めて挨拶させてもらった。行ってみて少し驚いた。 普通じゃない。やっぱり少しかわった形の墓石だ。

シェーンベルクらしいといえばらしい。私個人としてはウィーンに来ると必ず訪れる中央墓地。 ブラームスやベートーヴェンに会えるだけでなく、ウィーン留学時代にお世話になった大切な人も眠っている。 いつもウィーンに着いてすぐこの人の墓参りをしないとなんだか落ち着かない。だから今回もできるだけ早く来たかった。 おかげで沢山報告できたので、少し気持も落ち着いた。 いい本番になりそうだ。

さてこれから本番会場のセルヴィーテン教会に向かうはずだったが、その前にチェックする場所があった。 楽譜屋ドブリンガーだ。街の中心地にあるこの楽譜屋。毎回ここでスコアやファクシミリを買って帰る。 日本と比べて少しは安いし、掘りだし物があるかもしれない。店に着いていつもの顔なじみのの店員さんを探す。 彼には2年前にも色々相談したりした。まだ働いているかな?よかったいました。 軽く挨拶して、必要なスコアを注文。どれくらい経っただろう。あっという間にリハーサルに出かける時間になった。 また明日来るからと選んだスコアを取り置きにしてもらい急いで店を出た。 駆け足でセルヴィーテン教会へ。教会にはぼちぼちメンバーが集まっていた。本番前はオーケストラのみのリハ。 昨日の演奏を受けて最終チェック。そしていよいよ本番だ。

本番前は控え室にいてよくわからなかったが、開演前舞台袖?に行ってビックリ。本当にたくさんのお客さんだった。 立ち見もいる。後で聞いて分かった話だが、 このコンサートは教会主催の無料のコンサートで、今回のお客さんは毎週のミサに集まってくる信者のかたたちが中心だそうだ。 本番指揮をしながらきっと宗教曲やレクイエムは教会のこの雰囲気の中、演奏するのが本来の姿なんだと 感じることができた。教会の柔らかいあかりの中で聴いている人も演奏する方も幸せなひとときだ。 なかなか日本ではこのようなシチュエーションには出会えない。 だから我々オーケストラは非常に素晴らしい機会を頂いたような気がする。 最後のアンコール曲、アヴェ・ヴェルム・コルプスは多くの人たちに感謝されたような気がした。 最後に教会の牧師さん二人と話ができた。 感謝の言葉をいただき、帰りのバスの中で今回このセルヴィーテン教会で演奏できた事、本当に良かったと心から思った。    

【2008年5月21日】


Copyright (C) 2004 Katsuto Yokoshima. All rights reserved.
$ id: graffiti.html,v1.0 2004/06/16 10:26:00 h_maro Exp $